こんにゃくの健康効果

こんにゃくはメタボリックシンドロームの救世主!

「生活習慣病」は、ふだんの食事などの生活習慣が発症や進行に深くかかわっている病気のことであり、その背景には「肥満」があります。「肥満」に加えて高血圧、糖尿病、脂質異常症が重なった状態を「メタボリックシンドローム」と呼びます。
こんにゃくは、ヒトの消化酵素で消化されない食物繊維のグルコマンナンが多量の水分を取り込んで凝固した水分97%の食品なので、カロリーがほとんどなく食物繊維が豊富なことから、昔から知られている整腸作用、便秘解消だけでなく、現代人の悩みである肥満や生活習慣病の予防・改善などメタボリックシンドロームに役立つことが明らかになっています。

 

 

こんにゃくは肥満防止に理想的なダイエット食品

こんにゃくは無味無臭で形も自在な固形食品なので様々な料理に取り入れることが出来ます。料理に使うことでかさを増し、品数を増やし、独特の食感が料理にアクセントを加えますが、料理の栄養バランスが保たれ食べた分だけカロリーオフになる理想的なダイエット食品です。
また、弾力性と歯ごたえのあるプリプリとした食感からよく噛んで食べるので、脳の視床下部にある「満腹中枢」が刺激され、腹八分目の食事で満足感が得られ食べ過ぎを防ぎます。こんにゃくは、噛めば噛むほどおいしく、ゆっくりと食べるのに好都合なのです。

 

 

糖尿病などの予防にも

糖尿病とは、血液中の血糖値が高くなり耐糖性(上昇した血糖値を正常に戻す力)が劣化することで血液中の血糖値をコントロールすることができなくなる病気です。ブドウ糖を摂取すると血糖値とインスリン濃度は増加します。
こんにゃくは血糖値を上げるブドウ糖を含んでおらず、かつ、低カロリーで食べ応えがあることから、糖尿病のリスクファクターである過食によるカロリーの摂り過ぎや肥満を未然に防ぐ効果もあります。

 

 

こんにゃくがコレステロール値を正常に保つのは本当?

-高すぎても低すぎても困る血中コレステロール-
コレステロールは、体の細胞膜の原料となり、ホルモンの合成に欠かせない成分ですが、血中のコレステロールが増えると動脈壁にしみ込んで動脈硬化になります。これは、日々の生活習慣が原因となることが多く、高カロリー・高脂肪の食生活を改善する必要があります。
コレステロール値を正常にするための食事は、摂取カロリーを調節し、脂肪を控え、食物繊維を積極的にとることがポイントです。こんにゃくは、ほとんどが水分の固形物で低カロリー食品のため、満腹感を得ながらも、全体の摂取カロリーや脂質をダウンさせることが可能です。
また、肝臓はコレステロールから脂肪の消化・吸収を助ける胆汁酸を合成、腸へ排出、腸から胆汁酸を再吸収して合成・排出を繰り返します。胆汁酸がこんにゃくに吸着されて外部への排泄物が増加すると、肝臓は補給のため血中のコレステロールから胆汁酸を合成するので、血中コレステロール値の異常な上昇が抑えられます。

 

 

こんにゃくが便秘によいといわれる理由は?

-便秘を解消し、おなかすっきり-
便秘は、食物繊維の摂取不足、不規則な食事、運動不足、ストレス等、多くは生活習慣が原因となっており、粘膜の刺激感受性や排便反射の起こり方が弱まり、大腸のふん便輸送力が遅延しているものです。これには、不溶性食物繊維の多い食事がよいとされています。 
こんにゃくは、グルコマンナンが水分を多量に取り込んで凝固した不溶性食物繊維で、小腸で消化されず固形物のまま大腸に達し、カサを増してやんわりと大腸を刺激して、排便反射を高め、おなかをすっきりさせます。
また、食物繊維が腸内細菌のエサとなって短鎖脂肪酸に分解され、腸内環境が弱酸性に整えられて有用菌が優勢になり腐敗菌による有害物質の生成を抑制、排便を促す腸のぜん動運動も活発になって大腸内環境の健全性が保たれるとみられています。

 

 

こんにゃくはカルシウムを補給し骨粗しょう症予防に役立つ

高齢になると、腰痛や膝の痛みから体を動かしづらくなったり、転倒しただけでも骨折したり、寝たきりや要介護といった「歩行障害」につながることがあります。
また、食生活の中ではカルシウムの不足が長期にわたると、骨がスカスカになる骨粗しょう症を招きます。加齢によってさらに症状が進むと、転倒しただけでも骨折し、そのまま寝たきりになるため、日頃のカルシウム摂取の心がけが必要です。
こんにゃくには、牛乳の半分のカルシウムが含まれており、かつ、胃の中で溶出し吸収されやすいと言われています。

 

 

こんにゃくは、日本人に不足している食物繊維とカルシウムの補給に最適

日本人の食生活は生活水準の向上と洋風化から、飽食による栄養過多が心配されるほどになっていますが、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」の目標量に比べて食物繊維とカルシウムが不足しています。

「日本人の食事摂取基準」では、食物繊維の摂取不足が循環器疾患や糖尿病、がんなどの生活習慣病の発症に関連することから目標量を設定しています。また、カルシウムについても成長期の骨形成や骨粗しょう症予防などから欠乏しないよう目標量を定めています。

こんにゃくはカロリーの摂取量が増えることを心配せずにサツマイモ並みの食物繊維と牛乳の半分ものカルシウムが補給できる食品です。

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