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「運玉(うんだま)」と呼ばれたこんにゃく芋 |
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古くから栽培されていたこんにゃく芋ですが、意外にも安定した栽培法が確立されたのは昭和30年頃。こんにゃく芋は葉に傷がつくだけでも病気になってしまうほどデリケートな植物のため、強い日光や風、干ばつ、水はけのわるい場所ではうまく育ちません。それまでは長年の経験と運まかせだったため、「運玉」とも呼ばれるほど栽培者泣かせの作物だったのです。
こんにゃく芋は年平均13度ほどの気温が必要なため、寒冷地では栽培はできるものの、大きく育つことが難しく、露地栽培は宮城、山形あたりが北限となります。昔はごく一般の農家で家庭用に栽培されていましたが、生産重視の栽培になってからは群馬をはじめ、栃木、埼玉などの北関東地方で多く作られるようになりました。
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収穫したこんにゃく芋もデリケート |
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タネイモとなるこんにゃく芋は収穫後の温度管理が必要です。畑で半日干してからさらに風通しのよい日陰でよく乾燥させます。冬の間は新聞紙に一つずつくるみ、風通しのよいかごなどに入れて最低気温が13度以下にならないところに保存します。
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こんにゃく芋の畑の様子
ワラを敷くことで土の乾きを防ぎ、温度の急激な変化を防ぐ。また、雑草がはえにくくなるので虫や病気を防ぐこともできる。 |
| こんにゃく芋の生産量ナンバー1は群馬県。シェアは85.3%(平成10年)。 |
こんにゃく芋の産地ベスト3
(平成11年産)収穫量(トン) |
| 1群馬県 |
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53,600 |
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| 2栃木県 |
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3,790 |
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| 3埼玉県 |
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1,236 |
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| 資料: |
農林水産省統計情報部(群馬・栃木)、埼玉(県庁調査) |
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